まめサヤ日記

おいしいアンコになる為にサヤの中で日々奮闘中

みなさんに支えられて

26日は母89歳の誕生日。

今月のショートステイ、昨日のデイサービスでバースデーカードを頂いて来た。どちらも写真を撮って温かいメッセージが添えられていた。

ショートステイでは毎回帰る時にバルコニーで育てているお花をお土産に持たせてくれる。母がいつも咲いている花を楽しみにしており、職員さんもみんなそれを知っていてくださっている。

目も耳も悪い母は何かと考え方がネガティブなになりがち。そんな心を少しでもほぐそうとしてくれる心遣いがありがたい。そんな職員さんの気持ちがこもっているのか、持ち帰った花は2週間経った今も頑張って次の花を咲かせようとしている。私の心もホッコリ💕

月に5日預かっていただいてるだけでもありがたいのに。

本当に私はみなさんに助けられ、支えられています。また1年頑張ります。

 

駅ハイ後半戦スタート‼️

10月になり、私の駅からハイキング今年度後半戦が始まった。

10〜12月のコースが公開になってすぐ、いつどこへ行こうかと計画を立て始めたのだが、ひとつ誤算があった。

春は母が入院中で時間に余裕があった。しかし今回からはデイサービスの間に行って帰ってこなければならない。まだ夕方まで預かってもらえる枠が空いてないので9時から14時までの5時間。往復の時間も考えると歩ける距離は10キロでギリギリ。

そしてこれまた予想外だったのが、最近になって右足のかかとが痛くなった事。原因は全く思い当たらず、左足指骨折の影響が今頃?整形行っても特に問題無し。仕方ないので以前からお世話になってる整骨院でメンテナンスしてもらって、かかとに市販のインソール入れて…こんなんでどの位の速さと距離を行けるのか?

 

今日は家から40分ほどで行ける四ツ谷駅スタートゴールの7.5キロ。10時スタートなので13時にゴール出来れば大丈夫。ただ足の不安もあるので途中の見学できる施設はほぼパス、少しショートカットして7キロ弱かな〜。久しぶりだし慣らしでいいかと思いながら出発。

天気良し、歩けば暑いけど風は爽やか、金木犀の香り漂う秋のウォーキング最高❣️

受付で結構並んでいたのに、歩き出したらあの人たちはどこへ?ってぐらい誰もいない。陽気もいいしみんな寄り道しながら歩いているのかな。私は街並みだけを楽しみながら時間を気にして歩き続ける。足は若干痛いけどそこそこ今まで通り歩けたので少し時間に余裕が出た。

最後の方に新宿歴史博物館がコースになっていたので寄ってみた。新宿と言えば内藤新宿、宿場町の模型があったり、お買い物の町らしく江戸時代の商家が復元してあったり、近代は路面電車も往来する賑やかな町の写真が展示されていたり。こういう施設は結構好き。今と昔を時間旅行しているよう。駅ハイ特典で入館料半額は絶対おトク。

ひとつでも見学できて大満足。また同時に開催されていたスタンプラリーもやって、ゴールでペットボトルのお茶ももらえてラッキー。7キロ弱2時間で歩けました。

夏場に歩くのと決定的な違いは汗の量。帰りの電車で恥ずかしいからいつも汗の目立たない色の服を着て行く。今日も色は変わらないけど量が違うのと湿度の低さですぐ乾いた。秋なんだね。でも今日は帰りの電車にいた若いカップルの服装に秋を感じたなぁ。

女の子は黒地にベージュの小花柄のクラシックなワンピ。これにくすんだボルドー色のセーターを重ね着。足元も黒のスエードブーティー。男の子は女の子のセーターと似た色のトレーナーにカフェオレ色のパンツ。色のペアルックだね。すごく秋っぽくておしゃれで素敵でした。

 

歩くのに最適なこれからの季節。限られた時間だけど楽しく行けるように、今後の駅ハイコースも吟味しなければ❣️ストレス発散の楽しみは続く…

 

 

有料老人ホーム

先日相談した老人ホーム紹介会社でまずはコレと思った施設を見学して来た。

 

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我が家から施設までドアtoドアで1時間程度。最寄り路線1本なのでとても楽。入院ではないのでそう頻繁に行くことも無いだろうから、移動距離としてはまずまずだ。

施設は出来て5年半とのこと。まだまだ綺麗。部屋は個室でトイレ洗面台付き。ベッド、クローゼット、エアコンもある。

広々とまではいかないが全体が見渡せる食堂兼運動スペース、家庭風呂より少し大きめの浴室(これは大きすぎる風呂は転倒等のリスクも高いかららしい)、そして状態が変わった時にもすぐに対応してもらえる厨房。チラッと見えた個々の名前の下にかなり細かい食事形態が書いてあった。食べることはやっぱり基本だもんね。

また心配だった医療面も提携病院もあるし、月に1度往診もあり外へ出なくても済むようだ。母の今かかっている諸々の診療科をほぼ網羅していてちょっと安心した。

 

施設長さんの丁寧な説明と見学を終え、入居希望を出して来た。現在15人待ちで16番目。2年後を考えるとどうなんだろう。。。他も見ておいた方が良さそうだけど。施設長曰く「ウチは比較的お元気な方が多いです」だって。まあ人の不幸を願っちゃアカン。

今回見学した施設の会社は担当制が最大の魅力。実はすぐ近くにもあるのだが予算が合わない。。。高すぎる。。。今回の所でも思っていた以上にかかりそうで若干厳しいのに。

順番が近くなるのが先か、私の限界が来るのが先か。

10月になって都区内の駅ハイがまた始まる。母のデイサービス(まだ夕方まで預かり時間が延びていないので猶予は4時間!)の日もなるべく歩きに行きたい。開催スケジュールと乗換案内を見ながら予定を立てるのも楽しい。ストレス発散に勤しむゾ。

 

やっとここまで

9月になった。息子が二十歳の誕生日を迎えた。

我が家の記念日スタイルはいつもと変わらず。

お寿司とケーキを食べておめでとう。ずっとこんな感じだったので今更変える気もなく。

息子はもらえる物(プレゼントという名のお小遣い)さえもらえれば満足だし。

 

母としての私も二十歳。不妊治療を経て授かった息子。入ったお腹が居心地良かったのか、予定日過ぎても出て来ず、レントゲンで見た頭はまん丸。生まれる気もなくて私をかなり苦しめた。いきむのに力尽き、吸引しても出て来ず、最後は鉗子で挟んで引っ張り出された。おかげで私は出血多量で入院が1週間長引いた。3500グラム超で生まれ、私と一緒に入院していた息子は新生児室の主のよう。箱ベッドにミチミチに詰まっていた。

退院後も体調が悪く、息子は居心地良いお腹から無理矢理出された腹いせか抱っこしていないと寝ない。ほぼ一日中座椅子に座り息子を抱きながら西日のあたる部屋で涙🥲完全に産後鬱状態

その後もいろいろ問題ありで泣いて笑って、また泣いて。圧倒的に泣きが多かったかな。息子自身もきっとそうだっただろうな。辛い思いいっぱいしたよな。

 

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それでもようやくここまで来た。お互い頑張った。

これからは生きて行くためのチカラをつけて行って欲しいな。

懐かしい写真。おでこにしっかり鉗子の痕が残る生まれたて。

そしてウチの息子といえば坊主頭の印象、今でもそう言ってくださる方がたくさん。

小5まではコレでした。

今はもう見る影もないけど。。。

私を母親にしてくれてありがとうね。

ちょっとしたご褒美

先日歩いた「奥の細道所縁巡り」。東京都弘済会のHPにあったもので、プリントアウトして感想と日付を書いて送ると修了証書と記念品がもらえる。そして4コースのうち2コース以上修了すると抽選でQUOカードが当たるかも。。。らしい。

今日記念品が届いていた❣️

可愛い風船の柄が染付けてあるハンカチ。特定非営利法人 青松の会 おおぞらさんの利用者の方が作ったものですって。涼しくなってからの歩きのお供に使いましょうかね。今は大汗かくからタオルじゃないとね。

歩く事自体が私にとっては介護ストレスから解放されてご褒美みたいなものなんだけど、さらにこんなプレゼントもらえると嬉しいね。

あと3コースあるから、また来月のショートステイの時に行こうかな。

今日は何の日?

8月19日、8(は)1(い)9(く)、俳句の日だって。

今月のショートステイに何するか。。。そんな事を考えながらネットの海を漂っていたら、東京都弘済会のHPに辿り着いた。

個人で行くまち歩きというのが4コース載っていた。

近くて面白そうって事で選んだのは「奥の細道所縁巡り」コース。松尾芭蕉に因んだ場所を巡る。俳句の日にぴったりだ。

 

清澄白河駅からスタート。いきなりコースには無い深川江戸資料館へ。コースに芭蕉記念館が入っているのだが、いろいろ調べたらこのふたつの施設の他に5キロほど離れた場所にある中川船番所資料館とあわせて3館共通入場券があって100円お得、しかも6ヶ月有効で1日で周らなくていいときた❣️まぁ1日で周りますけどね。

深川江戸資料館は何と館内に江戸の町が再現してある‼️時代劇に出てくる長屋、火の見櫓や蕎麦、天麩羅の屋台。タイムスリップ気分で楽しめた。夏休みのお子さま達もいたな〜。自由研究とかに良さそう。

次はまたコースに無い清澄庭園。岩崎家三代が築いた名石の庭というだけあって、大きな池をぐるっと回る回遊式の庭園に日本全国のいろいろな石が散りばめられている。春や秋はいいだろうな〜、めっちゃ暑かったけど、池を渡る風が爽やかだし緑が目に優しくて夏も有りか。

その後はコース通りに、芭蕉奥の細道旅に出る前に過ごした採荼庵(さいとあん)跡、その前に住んでいた場所のあった芭蕉稲荷神社、芭蕉銅像が夕方になると隅田川を見るように向きを変える展望庭園を見て記念館へ。芭蕉の旅したコースや詠んだ句が展示してあった。芭蕉の生きた時代にあれだけの旅をするって。。。想像出来ない。

本来のコースはここまでだけど、もう一つの資料館へ行くために小名木川沿いをひたすら歩く。小名木川(おなぎがわ)は江戸時代に作られた隅田川と旧中川を結ぶ運河。今は静かな川だけど、江戸時代には塩を積んだ船、その後もいろいろな物資を運ぶ船で賑やかだったのかな。

その船を検査する番所があった所にある中川船番所資料館。今はすぐ隣に川の駅があって、休日には観光水陸両用バスが川にスプラッシュする場所になっているらしい。

今と昔を行き来した俳句の日。見学場所を含めると10キロぐらい歩いたかな。暑かったけど湿度も低く、日陰は風が吹くと気持ちがよかった。

 

ゆっくり動き出します

何度もここで書いた50代は介護に捧げる。

 

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その後の事をいろいろ考える為に、先日区報に載っていた介護家族講座に行ってきた。

「有料老人ホームとサービス付高齢者住宅の違い」

何となくはわかっているけど具体的な事をネットで調べても自分で上手く情報整理が出来ない。人から聞く方が頭に入る。

これはかなり勉強になった。母の場合は老人ホームだとうっすら思っていたが、この講座を聞いて確信。費用のことも入居金有り無しの違いや、ネットやチラシで大きく出ている金額だけでは済まないことなどもよくわかった。

講師をしてくれたのは民間の紹介会社の人。相談料も紹介料もかからないとの事だったので、後日電話で連絡を取ってみた。

そして昨日、電話である程度の話しをしてから1週間、実際に会って何軒かホームの提案をしてもらった。今回伝えた母や我が家の事は。。。

※母の事※
目が片方見えない、耳も聞こえずらいので新しい場所が苦手、慣れるのに時間かかる。

自分から要望をあまり言わない、家でも外でも気持ちがあまり変わず、ありがとうよりすみませんが多い。

メンタル不安定、以前入院した時のせん妄が根底に残っている。

※我が家の事※

2年後には家族それぞれが節目を迎える、退職・就職など。

車は無いので電車移動。

 

ザックリ伝えただけだったが、昨日用意されてた資料はかなり条件が合っていた。

一番に薦められたのは入居者それぞれに担当の職員が1人決まっているシステムの会社の施設。母の要望をあまり言わないところを鑑みるとこれは好条件のひとつになる。

民間のホームでは珍しく現在10人以上の入居待ちがあるらしい。今から順番待ちにしても2年後なら入れるか入れないかという人数。その時になって状況的に無理ならキャンセルも大丈夫らしい。

他の会社の施設もいくつか提案され、旦那とも話しをすると持ち帰ることに。ただ順番待ちの所に関しては見学して申し込みになるので、来月あたりに出来ればと思っている。

後は金銭的な面。伝えていた金額よりやや割高。月額の料金の他に介護保険本人負担分、医療費、薬代、オムツ代などプラスで低く見積って3〜4万かかる。

ぶっちゃけ入居して5年くらいならなんとかなる。きっちりした性格の父が、

おそらく母と2人、体の自由がきかなくなったら何とかする為に残していた分がある。

2年プラス5年だから7年後、母は95になる。そこまで生きるのか?薄情な娘だが、長生きしてもその辺までにしてと思ってしまう💧その後のことはその時考えることにする。

 

とにかく今回思い切って相談してよかった。講座でも、病気や怪我で入院してから慌てて探すよりは、期限をある程度決めてゆっくり考える方がいいと言われた。

自分の事もなかなか先を考えるのは難しい。まして親はいつまでも親でいてくれると思いがちだし、実際衰えた姿を見ても理解が追いつかない事もある。

いろいろ同時に考えるのは苦手だけど、期限は決まった、ゆっくり歩を進めて行こう。

 

帰りにちょっと寄り道。人形町でせともの市をやっていたので、波佐見焼の小鉢を買いました。人形焼も外せないわ〜😋