ある決意
母が退院して2週間が経とうとしている。
自由を謳歌した3ヶ月、骨折して不便極まりない生活に陥ったこの1週間。
この両方を経験して私が考えた事。
そして帰ってきた母が相変わらずのネガティブ思考、家でも決して安心しておらずこちらがどう努力しようと変わらないと言う事。
元々50代は介護に捧げると義母を引き取った時に覚悟を決めた。
義母を看取り、父が逝き、最後に残った母はかなり弱っては来ているが、トイレも食事も自立している。まだ先が長いと感じる。
それでもこのまま先の見えない介護を続けるには、私の体力、精神力が保ちそうにない。
そこでゴールを決めることにした。
50代が終わるのと同時に介護も一区切りつけることにする。
母の状態にもよるが、施設を見つけてプロの手に委ねる。
あと約3年だが自分は十分やったと思う。
還暦過ぎたら自分の残りの人生を考えないと。
私が還暦を迎える時旦那も定年。息子は順調にいけば社会人になるだろう。
我が家の大きな節目だ。区切りをつけるにはちょうどいいかもしれない。
ゴールが決まればこれからの心持ちも多少変わるだろう。
ネガティブな母に話すのはゴール直前になるだろうが、それまでは今まで通り淡々と介護を続けて行こう。