ご褒美時間の過ごし方(旧まめサヤ日記)

還暦を迎えてひと段落。余生ではなくご褒美時間にしよう。

やっとここまで

9月になった。息子が二十歳の誕生日を迎えた。

我が家の記念日スタイルはいつもと変わらず。

お寿司とケーキを食べておめでとう。ずっとこんな感じだったので今更変える気もなく。

息子はもらえる物(プレゼントという名のお小遣い)さえもらえれば満足だし。

 

母としての私も二十歳。不妊治療を経て授かった息子。入ったお腹が居心地良かったのか、予定日過ぎても出て来ず、レントゲンで見た頭はまん丸。生まれる気もなくて私をかなり苦しめた。いきむのに力尽き、吸引しても出て来ず、最後は鉗子で挟んで引っ張り出された。おかげで私は出血多量で入院が1週間長引いた。3500グラム超で生まれ、私と一緒に入院していた息子は新生児室の主のよう。箱ベッドにミチミチに詰まっていた。

退院後も体調が悪く、息子は居心地良いお腹から無理矢理出された腹いせか抱っこしていないと寝ない。ほぼ一日中座椅子に座り息子を抱きながら西日のあたる部屋で涙🥲完全に産後鬱状態

その後もいろいろ問題ありで泣いて笑って、また泣いて。圧倒的に泣きが多かったかな。息子自身もきっとそうだっただろうな。辛い思いいっぱいしたよな。

 

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それでもようやくここまで来た。お互い頑張った。

これからは生きて行くためのチカラをつけて行って欲しいな。

懐かしい写真。おでこにしっかり鉗子の痕が残る生まれたて。

そしてウチの息子といえば坊主頭の印象、今でもそう言ってくださる方がたくさん。

小5まではコレでした。

今はもう見る影もないけど。。。

私を母親にしてくれてありがとうね。