まめサヤ日記

おいしいアンコになる為にサヤの中で日々奮闘中

今日は何の日?

8月19日、8(は)1(い)9(く)、俳句の日だって。

今月のショートステイに何するか。。。そんな事を考えながらネットの海を漂っていたら、東京都弘済会のHPに辿り着いた。

個人で行くまち歩きというのが4コース載っていた。

近くて面白そうって事で選んだのは「奥の細道所縁巡り」コース。松尾芭蕉に因んだ場所を巡る。俳句の日にぴったりだ。

 

清澄白河駅からスタート。いきなりコースには無い深川江戸資料館へ。コースに芭蕉記念館が入っているのだが、いろいろ調べたらこのふたつの施設の他に5キロほど離れた場所にある中川船番所資料館とあわせて3館共通入場券があって100円お得、しかも6ヶ月有効で1日で周らなくていいときた❣️まぁ1日で周りますけどね。

深川江戸資料館は何と館内に江戸の町が再現してある‼️時代劇に出てくる長屋、火の見櫓や蕎麦、天麩羅の屋台。タイムスリップ気分で楽しめた。夏休みのお子さま達もいたな〜。自由研究とかに良さそう。

次はまたコースに無い清澄庭園。岩崎家三代が築いた名石の庭というだけあって、大きな池をぐるっと回る回遊式の庭園に日本全国のいろいろな石が散りばめられている。春や秋はいいだろうな〜、めっちゃ暑かったけど、池を渡る風が爽やかだし緑が目に優しくて夏も有りか。

その後はコース通りに、芭蕉奥の細道旅に出る前に過ごした採荼庵(さいとあん)跡、その前に住んでいた場所のあった芭蕉稲荷神社、芭蕉銅像が夕方になると隅田川を見るように向きを変える展望庭園を見て記念館へ。芭蕉の旅したコースや詠んだ句が展示してあった。芭蕉の生きた時代にあれだけの旅をするって。。。想像出来ない。

本来のコースはここまでだけど、もう一つの資料館へ行くために小名木川沿いをひたすら歩く。小名木川(おなぎがわ)は江戸時代に作られた隅田川と旧中川を結ぶ運河。今は静かな川だけど、江戸時代には塩を積んだ船、その後もいろいろな物資を運ぶ船で賑やかだったのかな。

その船を検査する番所があった所にある中川船番所資料館。今はすぐ隣に川の駅があって、休日には観光水陸両用バスが川にスプラッシュする場所になっているらしい。

今と昔を行き来した俳句の日。見学場所を含めると10キロぐらい歩いたかな。暑かったけど湿度も低く、日陰は風が吹くと気持ちがよかった。